スペインの文化と歴史
スペインの文化と歴史
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現在、国民の94パーセントがカソリック教徒であるのにも関わらず、あちこちにイスラム風の建築物やローマ遺跡があります。それは、スペインの歴史の中で起こってきたことの名残なのです。スペイン北部のカンタブリア地方では、紀元前1万年以前には既にマドレーヌ文化が栄えていました。紀元前900年頃にケルト人が流入し、先住のイベリア人と混血して現在のスペイン人の原型が生まれたとされています。
紀元前7世紀頃、北アフリカから移住してきたカルタゴ人が地中海沿岸に大国を作り繁栄したものの、紀元前3世紀になるとローマ人との勢力争いが始まり、結果的にローマに敗れます。その後、イベリア半島は700年にわたってローマ人の支配下に置かれます。
当時、ローマ人がイベリア半島をヒスパニア州と呼んでいたのが現在の国名「エスパーニャ」の語源になったと言われています。
ローマ帝国支配下のイベリア半島は非常に栄え、寺院、円形劇場、水道橋などが多く建設されました。しかし、紀元5世紀になると衰退を極め、その後、北方ゲルマン諸民族の西ゴート族に政権をとって変わられます。
711年、ジブラルタル海峡を渡って、北アフリカからイスラム軍が侵入を開始します。イスラム軍はあっという間にイベリア半島を制圧、アンダルシア州のコルドバを都に定めます。世界遺産でもあるメスキータは、この時代に建設されたものです。
その後、レコンキスタ(キリスト教再征服運動)期に入るまでの長い間、イスラム軍がイベリア半島を支配しますが、1248年のセビーリャ陥落を最後に、グラナダ王国を残すのみとなります。1469年、カスティーリャのイサベル女王とアラゴンのフェルナンド王子が結婚、スペイン王国が誕生、グラナダ王国を滅ぼしてレコンキスタを完墜します。
その後、スペイン王国はオーストリア、オランダ、ミラノ、ナポリ、コロンブスが発見した新大陸を領有する大帝国になります。この頃が、まさにスペインの黄金期でした。しかしながら、たいした産業も持たなかったスペイン王国は徐々に衰退し、領土争いにも敗れた末、領有していた植民地を次々と失っていきました。
1931年、スペイン共和国が誕生するが、後にスペイン内戦が起こりフランコの独裁政権が1975年まで続きます。他ヨーロッパ諸国よりも発展の遅れたスペインは1987年にEUに加盟、驚くほどの 発展を見せますが、2009年以降、世界的な金融危機の影響を受け、深刻な経済的危機に陥っています。
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スペインのお祭り
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日本のものとはまた違った、スペインならではのお祭りを覗いてみるもの、
ひと味違った旅行になるでしょう。
スペインでの代表的なお祭りをとり上げてみました。
お祭りの時期は、どこの宿泊施設も早くから予約でうまってしまいます。
宿の手配はできるだけ早くすすめましょう。
■サン・ホセの火祭り
サン・ホセの日(3月19日)の週にバレンシアで行われるお祭りです。
お祭りの一週間の間、街にはファジャと呼ばれる張り子の人形が飾り付けられます。
最終日にはそれに一斉に火が放たれ、祭りは幕を閉じます。
期間中、女性たちが着るバレンシアの民族衣装はとても美しく、一件の価値ありです。
■セマナ・サンタ
復活祭前の一週間に、イエス・キリストが亡くなった当時の様子を再現したものです。
カソリック信者たちはそれぞれ所属の教会の装束を身につけ、
キリスト像やマリア像の乗った山車を担ぎ、ろうそくを手に街をねり歩きます。
装束が非常に特徴的ですので、知らないで街角で出会うとかなりビックリするでしょう。
スペイン全土で行われる行事ですが、セビーリャやマラガが有名です。
■セビーリャの春祭り
毎年、セマナ・サンタの2週間後にセビーリャで行われるお祭りです。
期間中は祭り用の専用広場にカセータと呼ばれる仮設小屋が立ち並び、
人々はそこで飲み、踊り明かします。女性たちはフラメンコ・ドレス、
男性たちはつばの広い帽子をかぶり、乗馬服身にまとい馬に乗って闊歩します。
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スペインのフラメンコ
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スペインといえば、フラメンコが浮かぶ方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
ぜひ、フラメンコの本場、スペインで生のフラメンコを肌で感じてみてください。
フラメンコは、スペイン南部のアンダルシア地方に伝わる芸能で、歌、ギターの演奏、踊りからなっています。
主にはヒターノと呼ばれるスペインジプシーたちの文化の影響を強く受け、現在のフラメンコの形に発展しています。
アンダルシアで発展してきたフラメンコですが、
マドリードやバルセロナなどの大都市のタブラオと呼ばれる店でも楽しむことができます。
タブラオでフラメンコを見るときに気をつけなければいけないことは、演奏中に手拍子を打たないことです。
フラメンコの歌と踊りは、 リズムをとても重要とします。素人の手拍子が入ると、演奏の迷惑になります。
フィナーレなどで、出演者が拍手を誘った時だけにしておきましょう。タブラオでのショーは、夕飯が終わった頃に始まります。
演奏を楽しんだあとは、深夜になっていますのでタクシーを利用してホテルまで帰るようにしてください。
■ロス・ガリョス
フラメンコ本場のセビーリャでいちばんの老舗。
サンタ・クルス街の小さなタブラオですが、出演者は第一線で活躍している人たちばかりです。
住所:Pl. de Santa Cruz 11, Sevilla
電話:95-4216981
営業時間:ショーは20:00~と22:30~の2回
定休日:12月24日
予約:要予約
料金:30ユーロ(ドリンク付き。食事はなし)
交通:カテドラルから徒歩5分

http://www.tablaolosgallos.com/
■ロス・タラントス
グラナダの、洞窟住居で有名なサクロモンテにあり、店はロマ族の住居だった洞窟内にあります。
マイクロバスでホテルまでの送迎をしてくれますので事前に予約しましょう。
住所:Sacromonte 9, Granada
電話:958-224525
営業時間:ショーは21:30~と23:00~の2回
定休日:月曜日
予約:要予約
料金:26ユーロ(送迎なしは23ユーロ)
交通:市内から車で10分

http://www.cuevaslostarantos.com/index2.htm
■コラール・デ・ラ・モレリア
1956年開店の、マドリードいちの老舗です。グループと真打のそれぞれが出演。
真打にはベテランのブランカ・デル・レイが出演することもあります。
住所:Moreria 17, Madrid
電話:91-3658446
営業時間:ショーは22:00~と24:00~の2回
定休日:なし
予約:要予約
料金:34~39ユーロ(ドリンク込み)、食事付きは77ユーロから。
交通:プエルタ・デル・ソルから車で10分
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